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式典開始前、級友と再会して振り袖姿で記念撮影する盛岡市の新成人たち
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盛岡地域では7日、一足早い成人式が行われた。同日は盛岡市、紫波町、矢巾町、滝沢村で式典が開かれ、スーツや振り袖に身を包んだ新成人たちが保護者や恩師の祝福を受け、晴れの門出を迎えた。前日からのぐずついた空模様だったが、各会場は可能性を秘めた若者たちの笑顔と希望で満ちていた。雫石町は8日に開かれる。
盛岡市成人のつどいは同市本宮の市アイスアリーナで開かれた。昨年1月10日の旧玉山村合併もあり、昨年より100人多い2550人が出席した。会場には振り袖姿の女性や羽織はかまやちょんまげ姿で臨む男性もおり、嬉々とした表情であふれていた。級友や恩師との再会を喜び、二十歳の節目に誓いを新たにした。
谷藤裕明市長は「合併により旧玉山村の成人とともに迎える初のつどい。ひと回り大きくなった新生盛岡市をともに元気なまち盛岡となるよう一層努力したい」と呼び掛けた。
沼田友恵さん(盛岡大短大部)と内舘恵里佳さん(同)が新成人代表で決意表明。
「世の中ではいじめや拉致問題など人間の命を大切にする気持ちが、ないがしろにされている。命の尊さを再確認し、人と人は支えられ、支えているという互いの信頼感を忘れず、しっかりとした考えを持った人間になりたい」と精進を誓った。
今年の対象者は86年4月2日から87年4月1日の間に生まれ、市在住または帰省先が市内にある新成人ら3700人(市外在住のつどい参加希望者を含む)だった。
昨年起きた一部新成人による騒動を踏まえ、式典後のアトラクション開催、ひな壇の配置換え、会場整理と誘導係を例年より30人増員する変更などがあった。案内状にはアルコールや危険物の持ち込み禁止、入場券の持参などが周知徹底された。式典自体が「荒れる」ことはなかった。
一方で、アトラクションになると新成人が退席し、中学校の恩師によるビデオメッセージや新成人らの実行委員会によるくす玉開披のギャラリーがいなくなってしまう寂しい場面も生じた。
実行委員長の宍戸雅崇さん(県立大総合政策学部2年)は「式典の最初は私語が多かったけど、みんなの協力で静粛に進めることができた。自分の将来は在学中に具体化したい。きょうが自分を一から見つめ直すスタートにしたい」と気を引き締めていた。 |