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正修館道場での最後の居合いの初抜き
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盛岡市盛岡駅前通の正修館武道場(三浦由紀夫館長)が2月で同市本宮4丁目に移転する。7日に現道場で最後の初抜きが行われた。武道場では1972年の開館から夢想神伝流の居合道を伝授し県内に数百人の門人を育ててきた。建物が老朽化し、盛岡駅前の再開発に伴い移転することになった。7日は長年、居合いを学んできた約40人が集まり、道場の新生を祈願して気合いをかけた。
正修館道場は木造2階建て。35年間にわたり盛岡駅前に踏みとどまってきたが、周辺には大きなホテルや高層マンションが建ち並び、開発に伴い立ち退く。
三浦館長は「昭和47年から35年間守り通してきたが、3月から建物を取り壊すことになった。当初は近くで道場をやりたいと思っていたが、本宮に代替の場所を見つけた。道場は昭和47年当時は1階建てだった。その後2階になり、さらに床を張り直したり橋を架けるために建物を動かしたり35年間にさまざまな変遷があった」と話す。
古い建物が手狭になったこともあって本宮4丁目9の7に移転する。
道場は杖道や剣道など盛岡市内の武道のよりどころとなってきた。盛岡駅前に道場を開いた初代の三浦正雄館長の意思を受け継ぐために盛南地区に新しい活動の場を求め、2月から引っ越しの予定。この春からは新しい道場で活動することになる。
開館から道場で居合を学び、現在は筆頭を務める盛岡市の中村壽夫さん(54)は「当初からこの道場で細かいことを教わってきたので寂しい気持ちはある。ここに道場があったはずだというくらい周りも変わってしまった」と話し、名残を惜しんでいた。
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