2007年 1月 11日 (木) 

       

■  盛岡商に県民栄誉賞 全国高校サッカー初優勝で県民に深い感動

 県立盛岡商サッカー部に第85回全国高校サッカー選手権初優勝の偉業をたたえ県民栄誉賞が贈られることが10日、決まった。人気の高いサッカーの中でも全国の注目を集める大会。県勢初優勝を果たして岩手のサッカーを全国に知らしめ、県民に深い感動を与えた。15日に増田知事が同校に出向き表彰状を渡す。増田知事は「よくやってくれた。彼らにしてみれば『やったぞ』なんだろうが、こっちもやったぞという気持ち。県民のうれしい声を代表して届けることなので喜んでいることを伝えたい」と話している。

 県では優勝翌日の9日、増田知事が総務部に同賞の検討を指示。要綱や過去の受賞履歴などを踏まえ、10日、同賞にふさわしいと表彰を決定した。

  決勝戦は国立競技場のスタンドで声援を送った増田知事は同日、「岩手っ子らしい、素晴らしい試合だった。逆転で最後まで走り抜いたいかにも岩手人らしいサッカーだった。県民に夢と希望と勇気を与え大きな感動を与えてくれた。県民挙げて栄誉をたたえたい」「教え、学ばされた」と話した。

  鍛えられた選手の基礎体力と粘り、2点目に代表される洗練されたプレーを勝因に挙げる一方、斎藤重信監督について「素晴らしい類いまれなる指導力だった。全国の地方で子供たちを指導している指導者に勇気を与えたのではないか。地方の雪国でもこつこつと指導すれば全国の頂点に立てることを身をもって示してくれた。まさに命懸けで子供たちの指導に当たってこられた。県民栄誉賞の相当の部分を斎藤監督が受ける資格があるのではないか」と賞賛していた。授与は3学期が始まる15日朝、同校での報告会で行う予定。

  同賞は84年の創設で、92年の三ヶ田礼一さん(アルベールビル冬季五輪ノルディック複合団体金メダル)以来4人(団体)目となる。広く県民に敬愛され、県民に明るい希望と活力を与えることに顕著な業績があったものについて、栄誉をたたえることを目的としている。85年1月に日本選手権7連覇の新日鉄釜石ラグビー部、同年10月に世界柔道選手権2連覇の日蔭暢年さん、92年の三ヶ田さんといずれもスポーツ界から受賞者が出ている。 

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