2007年 1月 11日 (木)
■ 〈盛岡市合併から1年〉一体感醸成へ取り組み 工藤玉山区長に聞く(上)
合併から1年経過した玉山区の状況について語る工藤久徳区長
新生盛岡市が誕生して1年が経過した。市は新市建設計画の着実な推進を掲げ、旧玉山村との「一体感の醸成」に取り組んでいる。合併効果による中核市移行の準備も盛んだ。一方、玉山区では周辺部になることで住民サービスの低下に不安を抱える新市民もいた。旧市村の類似団体の合併が進む中、町内会と自治会、芸術文化関係では組織の一元化が進んでいない団体もある。合併から1年を経過した現状について、工藤久徳区長に聞いた。
|合併から1年。感想を。
工藤区長(以下、区長) 玉山区にとって大きな変化だった。新たなものを生み出す胎動の年。住民にはいろいろ不安も多かったと思うが、パーフェクトといかないまでも順調なスタートを切ったと思っている。
合併協議の中で対等の立場ということを谷藤市長も言ってきた。玉山区については意識しながらさまざま取り組んでもらったと思う。新市建設計画は着実に進行していかなければならない。渋民小学校の着工や好摩地区の駅自由通路も計画がほぼ固まり、07年度には着工していただけると思う。住民サービスはほぼ変わりなく、むしろ今まで以上に住民票の自動交付機を設置するなどして向上したと思っている。
一元化して本所に移ったものもあり、若干の戸惑いが職員はじめわたしにもあった。せっかくある制度、システムに慣れて、能力を生かせるよう取り組んでもらえると思う。
|地域自治区、玉山区の効果は。
区長 地域自治区がなぜあるか。その意義を再度検証する必要がある。合併による急激な変化を避けたり、住民がいろいろな問題、提案を持ち込みながら、一緒に地域づくりを進める役割を持つ。地域振興の役割も担っており、住民サービスの維持提供という面もある。設置した意義を確認し合いながら機能を発揮していければいい。そうでなければ連絡所や支所でもいいわけだ。住民協働のまちづくりで、地域自治区が模範的に取り組んでいけたら。
|地域協議会では自治会運営費補助金の継続要望があり、当局が応じた。区民の意見が反映された。
区長 単に諮問事項だけではなく、地域のいろいろな課題や振興策を提言しながら、市長にきちんと意見具申するということがあってもいい。住民も地域協議会がどういうもので、どういう活動をしているか分からない。もっと啓発したい。
本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:
hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします
トップへ