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知事選出馬の思いを語る柳村純一氏 |
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前滝沢村村長の柳村純一氏(56)は12日、「知事選で県民の選択肢を広げたい」と、今春の知事選への起意を明らかにした。年明け、県内の市町村長有志が動き、柳村氏に出馬要請。無所属で出馬する決意を固めた。既に候補を決めている民主、共産両党以外の政党に推薦要請する。告示まで2カ月余り。柳村氏が起意を固めたことで、独自候補擁立が難航する自民党県連をはじめ、知事選対応を決めていない公明、社民両党を含め動きが慌ただしくなりそうだ。
柳村氏は同日、盛岡タイムス社の取材に対し「知事選で県民の選択肢を広げたい。日本の今からの行政の在り方、使命を見直さなければならない」と語り、出馬の意思を示した。「自分の考えに賛同してくれる人たちと草の根でやっていく」と幅広い層から支持を得ることを基本に選挙態勢を構築させたい考えだ。
知事選をめぐっては国政与党の自民党が擁立を目指しながら、実現に至っていない。民主党側の候補が着々と浸透を図っている中、市町村長の一部には政府・与党と県政との関係に危ぐがあったようだ。県民の選択肢を広げるには自民党だけに頼っていてはならないと、首長有志が柳村氏に働きかけていた。有志としてこれまで10人以上の市町村長がかかわっているという。
柳村氏は知事選の対応が決まっていない自民、公明、社民といった政党への推薦要請も検討中で、1党ではなく幅広い層の支持を得るスタンスを志向している。自民党県連とは12日も玉沢徳一郎会長らに起意を伝えたが、13日にも再び会うほか、社民党県連合にも幹部に連携起意を伝える予定だ。
柳村氏は滝沢村議を経て94年に滝沢村長選で初当選。3期の任期満了となった昨年11月、勇退した。在任中は地方分権時代に対応し経営感覚を取り入れた役場の行財政改革に積極的に取り組み、変革期の中で自治ビジョンを語る首長として発言が注目を集めた。
4月8日執行の知事選には増田知事が4選不出馬を表明。衆院議員で民主党県連代表の達増拓也氏(42)、革新系団体が擁立するいわて労連前議長の菅野恒信氏(61)、盛岡市の会社役員芦名鉄雄氏(61)の新人3人が立候補を予定している。
【柳村純一氏(やなぎむら・じゅんいち)】 盛岡工高卒。民間企業を経て79年から滝沢村村議3期を務め、94年同村長選に初当選。連続3期のあと4選目には出馬せず06年11月に退任。56歳。滝沢村出身。
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