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奥村征光さんの「集団就職」 |
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フォトクラブ中津川(松本源蔵会長)の第18回写真展が14日まで、盛岡市中ノ橋通1丁目のギャラリーおでってで開かれている。会員13人が約80点の作品を出展している。
今回のテーマは「窓〜窓はなごみ、そしてアート」。会員たちは「昔からの知恵と、近代的な構想に加えて、美術的な感覚にさえ彩られた多くの『窓』に挑戦した」という。建物や蔵の窓から、店先のショーウインドーまで、会員がそれぞれの感性でとらえた作品が並ぶ。
昨年の晩秋に他界した奥村征光さんの作品は、6点を展示。「集団就職」は昭和30年代に撮影した白黒作品。両親に見送られながら、すし詰めの列車に乗り込む学生服姿の少年。息子の身を案じて列車の窓にすがりつく両親との別れを印象的にとらえた力作だ。
石母田四郎さんの「桃の花がきれいな春の佳(よ)き日」は、障子戸のすき間から外を望んだ作品。かやぶき屋根の民家の軒先に咲くピンクに色付いた花が、暗い室内との対比で浮かび上がる。
中村紘さんは花巻市東和町の山間の集落で撮影したモノクロの連作「思郷・東和」を出展。窓のある蔵の壁面を走るツタをとらえた作品など6点が展示されている。
工藤是勝さんの「窓のある光景2」は岩手銀行中ノ橋支店の窓の下を歩く高校生カップルを撮影。長い年月を経てきた赤れんがの建物に、みずみずしい高校生の姿を組み合わせた。
午前9時半から午後5時(最終日は同4時)まで。
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