2007年 1月 14日 (日) 

       

■ ノート1冊から始まる自分史 50歳以上を対象に

     
  「ここから始まるシニア塾〜ノート1冊から始まる自分史づくり」  
  「ここから始まるシニア塾〜ノート1冊から始まる自分史づくり」  
  「ここから始まるシニア塾〜ノート1冊から始まる自分史づくり」が10日、盛岡市肴町のもりおか女性センター別館で開講した。同館主催で、24日までの全3回。事前に申し込んだ50代から80代まで24人のうち、初回は22人が参加した。

  講師は市内在住のフリーライター、菅原伊保子さんが担当。初回は「自分史とはなに?」と題して、自分史を書く理由や意義について解説した。

  菅原さんは「自分史は心の遺産。物は使うとなくなるが、活字はずっと残る。次世代へのメッセージにもなる」と説明。「文学ではないので、自分の書きやすいところから始めればいい。苦労は愚痴で終わらせず、そこから何を学んで、どう克服したかまで表現できると、読む人の共感を呼ぶ。『自分だけ史』にならないように注意した方がいい」と呼び掛けた。

  参加者を50歳以上に限定した同講座。それぞれの参加理由は「退職を機にこれまでの写真や資料を整理したい」「戦時中のつらい体験をまとめたい」という人から、「お母さんが今まで歩んできた人生を残してほしい」と子供から依頼された人まで多彩。

  女性参加者は「立て続けに親や親族を亡くして、人生ははかないと実感した。自分が生まれて、このように育って、こういう形で死んだという概略でも残したい」と動機を語った。

  菅原さんは「自分史は終点ではない。何層にも積み重なった地層の一つ。自分を見つめ直してあすからの活力にしてもらいたい」と話した。

  次回からは、本格的に自分史作成を開始。第2回は大学ノートを使った年表づくり、第3回は写真を基に思い出やエピソードをまとめる予定。

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