2007年 2月 1日 (木) 

       

■  〈校長室の窓から〉132 野口晃男 アヒルの世話

 とても寒かった日のことです。水道管が凍って水が出ません。お母さん方も一緒になって、家から水を運んだりして掃除をしてくれました。
 
  やはりとても寒い日のことでした。掃除に使うホースが割れ、そこから水が噴き出しました。男の子がズボンを少しぬらしてしまいました。

  ホースは60センチほど短くなりますが、カッターで切ってそのまま使うことにしました。
 
  大雪が降った日も大変でした。でも、当番の子供たちは、嫌な顔ひとつせずせっせとアヒル当番の仕事に励みました。そのうえ、池の周りの雪かきまでしてくれました。
 
  これもやっぱり寒さのせいでしょう。餌を運ぶ洗面器の底に、亀裂が入ってしまいました。でも、すぐには買えないので、餌をこぼさないように用心してしばらく使うことにしています。
 
  何の障害もなく仕事ができるのもいいのですが、このようにいつもとは違う状況に出会うことも大切なことです。

  子供だけではなく、実は大人だっていつも予期しない新しい障害に出会いながら生活しているのです。障害への適応力は、経験によって徐々についていきます。
 
  子供たちの大変さを見ながらこう考えることにしています。ああ今が、生き物に対する優しさと、困ったときにどうすればよいかという判断力が育っているときなのだと…。
 
  3学期がスタートしました。今学期も1人1人の子供のよりよい成長のため、皆様と協力しながら指導に当たっていきたいと思っております。
(盛岡市教育相談員)

 


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