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岩手競馬の06年度馬事文化賞に、本紙に「北国の南部馬物語」を連載した村田孝介氏が選定された。村田氏は2001年から03年にわたって、当時、日本在来種として飼われていた南部馬について紹介する連載を2度、掲載。このうちの一部が冊子にまとめられた。
軍馬に供するため体格に優れた外国種が輸入されて馬産改良が行われた結果、在来種はほとんど姿を消したと言われる。南部馬も今では見ることができない。
村田氏は古文書などから、盛岡藩が南部馬として全国に知られた名馬の産出地であったことを明らかにし、藩政時代の馬売買の実際や、南部馬の特長などについてまとめた。
軍馬として用いるためには、早く走れるだけでなく人の指示をよく聞き分ける賢さも求められる。南部馬は山地での移動に適するように体格は小柄だったが、賢く、性格はおだやかで粗食に耐えたという。このため幕府は南部馬が最上級の馬として毎年、購入数量を決めて買い入れていた。盛岡藩にとって貴重な収入源になっていたという。
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