2007年 2月 5日 (月) 

       

■  ゆいとぴあ盛南「杜の道沿道の商業地域」を分譲公募へ

     
  16日から分譲を公募開始する杜の道沿道の商業業務施設用地の周辺  
 
16日から分譲を公募開始する杜の道沿道の商業業務施設用地の周辺
 

 盛岡南新都市土地区画整理事業「ゆいとぴあ盛南」は事業費ベースで75%の工事が今年度末で完了する。昨年11月開通した杜の道沿道の商業地域は都市再生機構分で残り3区画。このうち1区画の分譲公募が16日から開始される。残る2区画も08年度に分譲予定。産業等用地の分譲受け付けが始まり、居住者数も増えている。現在、事業施行期間を2010年度から3年延長し事業費を増額するための計画変更手続き中だが、新都市の顔が見え始めている。


 ■商業地残り3区画

  ゆいとぴあ盛南は総面積313ヘクタール。うち商業業務施設用地は民有地を含め21ヘクタール。杜の道に面した同用地は都市再生機構の所有地。国道46号盛岡西バイパスにも面するイオン盛岡南ショッピングセンターやホーマックスーパーデポ盛南店がオープン済みだ。

  市立病院の東側、南側の8区画のうち5区画が分譲済みまたは契約相手が絞り込まれている。立地予定は商業施設やマンションで、未分譲3区画の面積は計1・8ヘクタール。

  分譲済み区画も本宮地区活動センターや児童館、老人福祉センターが今年度末で移転完了し、旧道沿いに埋設されたケーブル工事などを待って建物の建設が始まる見込み。

  16日から分譲を公募するのは、杜の道と自転車歩行者専用道路交差点の市立病院のはす向かい。東側に民有地が隣接する。面積は7219平方メートル、建ぺい率90%、容積率400%以下。最低譲渡価格は1平方メートル当たり12万円、計8億6628万3千円。

  第1種商業業務地区のためカラオケボックスを除く風営法関係施設は設置できない。申し込みは希望者が事業計画書など必要書類を提出し、23日まで受け付ける。3月末に引き渡しされる。

  残る2区画は宮澤寺の南西6116平方メートル、現本宮地区活動センターに南接する4699平方メートル。施設の移転やケーブル工事の完了を待って、08年度に分譲公募の予定。

  県工業技術センター、県保健環境研究センターに隣接する産業等用地「サイエンスゆいとぴあ」は約4・5ヘクタール。同機構と盛岡市が半分ずつ保有する。同機構分の東側は今年度から分譲公募を開始しており、企業の引き合いも出ている。同市分は08年春にものづくり支援センターが開設予定。

  ■1年で809人増

  都市再生機構によると、事業は3月末までに工事の4分の3が完了。この中には手続き中の期間延長、軟弱地盤に対する整地などの事業費30億円増額分は含まれていない。

  総面積のうち宅地面積は公共用地を含め123ヘクタール。宅地総面積に占める民有地は93ヘクタールある。同機構が把握している居住済みの住宅の面積は約67ヘクタール、55%に達する。

  施行地域内の計画人口は1万8千人。同戸数は約5900戸。居住者数は昨年9月時点で6726人、2704世帯。同月と05年9月の居住者数を比較すると809人増えた。

  毎年9月時点の前年比を見ると、01年136人、02年349人、03年489人、04年643人、05年642人それぞれ増えている。06年は4月までで約700人増。居住者増が加速している。

  同機構が売却または賃貸する商業施設や宅地の処分面積は全38ヘクタール。このうち5ヘクタールが分譲宅地で、施行地域内に点在している。規模は約200戸分と試算。価格は地理的条件で変動もあるが1坪当たり23〜27万円台する。

  同機構岩手都市開発事務所の浅野雅之総務分譲課長は「ここ最近、売れ行きがよい。今年は十数戸の分譲だが在庫が売れてきている。高くても盛岡駅を中心にすれば中心市街地と2、3キロでほぼ等距離。アパートは新築が多く、無料の駐車場が付属している点が大きい」と話している。

   ◇   ◇

  商業業務施設の分譲などの問い合わせは、都市再生機構岩手都市開発事務所の総務分譲課(電話019−636−1511)まで。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします