2007年 2月 5日 (月) 

       

■  〈校長室の窓から〉133 野口晃男 責任の取り方

 4年生の学級通信に、担任からのメッセージが載っていました。

  子供たちから出された問題だからといって、いつまでも話し合わせるのは、決してよい指導とは言えません。話し合いの本質を見抜く力がなければ、その話し合いは、ただ単に話し合いのための話し合いに終わってしまいます。

  そこからは、何の価値も生まれません。

  そんなときは、きっちりと歯切れ良く、この先生のように指導するのがよいのです。

    ◇   ◇

  責任の取り方

  毎朝、宿題忘れのことを話題にするのは、もうやめませんか?

  それから先生も勉強道具を忘れた人を注意することはやめようと思います。だって、宿題や勉強道具を忘れることは、本当はその人の責任で解決するべきことだとは思いませんか。学習係や先生が責任を取ることではありませんよね。

  だからそういう人にはただ一言こう言うことにします。

  「自分で責任をとってくださいね」

  宿題をしないことで勉強が十分に定着しなくても、勉強道具を持ってこなくてちゃんと授業が受けられなくても、その責任はその人がとればいいことなんですよ。

  それから、やる気がなくなって授業中のみんなに迷惑をかけそうな人には、授業を受けるのか、受けないのかを聞くことにしましょう。やる気がなくなってしまったその責任は、その人がとるべきですよね。勉強をじゃまされるというかたちで、まわりの人が責任をとるのは変ですよね。

  自分の責任は自分でとる。

  きびしいようですがこのことを理解しなければ君たちはりっぱな大人になれないのです。

    ◇  ◇

  4年生の子供たちに対して、自主自立を認めつつも、あるところではよりよい価値に気づかせようとの指導は素晴らしいと思いました。

  このような指導の積み重ねが、1人1人を責任感のある人間に育てていくのです。
(盛岡市教育相談員)


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