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最近、血液サラサラとかドロドロ血という言葉を耳にしますが、漢方でいう「血液とは何か?」ということについてお話します。
まず血液のことは血(けつ)と表現します。体の大変重要な構成成分の一つで血以外は気(き)と水(すい)で大きくこの3つの気・血・水で人体は構成されていると考えます。
血の具体的な働きは、全身に栄養を供給し、潤すことです。
血の足りている人は顔色が良く、筋肉が充実し、皮膚と毛髪もうるおいとつやがあり、視力もよく関節活動も機敏です。
もし、血が不足するとふらふらして目がくらみ、顔色がうす黄色になったり、毛髪が薄く干からび、皮膚は乾燥し、四肢がしびれ、動きがにぶるなどの現象が現れます。
このほか、血は人体の精神活動の主な基礎物質で、血が足りていると精神は充実し、精神と意志もはっきりし、感覚もするどく、よく動くことができます。
血が不足すると、記憶力が減退し、失眠、多夢、イライラ、時にぼんやりしたり、胸がドキドキして不安になり、意識がはっきりせず、ノイローゼなどの症状が出ます。
そして、この血は人が食する食べ物や飲み物をもとに出来ており、その製造場所は西洋医学でいう消化器(胃や腸)で行われると考えます。
血が不足しているという言葉が出てきましたが、この状態を血虚(けっきょ)と診断し、補血薬(ほけつやく)という生薬を中心に処方します。
次回は血虚と補血薬についてお話しいたします。
(和漢屋薬局、盛岡市仙北2の9の1、電話019−631−1193、http://www.wakanya.jp/)
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