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新田コージさんと「2006年の自画像」 |
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花巻市の新田コージさんの作品展が17日まで、盛岡市菜園2丁目のギャラリーラヴィで開かれている。同会場では初めて。板に鉄を張った平面作品20点が展示されている。
廃品回収の仕事を通して、鉄くずを生かした作品の構想を温めていたという新田さん。05年から実際の制作を開始。麻布を張った板の表面に石こうを塗り、その上にアクリルや砂、ボンドで表情をつくる。鉄くずを画面の上に張り、アクリル絵の具や油絵の具で彩色している。
「2006年の自画像」は今展の中で最も気に入っている作品。茶系の画面の中に、つぶしたくぎや折れたのこぎりなどを配置。出来上がった作品に向き合ったとき「06年の自分の顔かな」と思った。
題名は作品が完成してから決めるが、今展では「記憶のかけら」や「記憶のつまみ」など「記憶」を多用。鉄くずを使い始めてから、過去を意識するようになったという。自分の幼いころだけでなく、人類の原初的な時代にまでさかのぼり、そこから積み重なって今の作品があるというイメージで制作に取り組んでいる。
午前11時から午後6時(最終日は同5時)まで。
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