2007年 3月 1日 (木) 

       

■  〈校長室の窓から〉140 野口晃男 友達ができません

 小学校4年生女子。親しい友達ができないでいます。どうしたらよいでしょうか。

    ◇   ◇

○転勤して1年になるが、親友と呼べるような友達がつくれないでいる。
○休み中は、5歳になる妹と遊んでいた。4年生なのに幼く見える。
○担任に「お膳立てされれば動くが、自分からはなかなか活動しない子です」と言われている。
○地域の行事に、母親のわたしが連れ添っていることが原因ではないか(甘やかし)と言われている。
○勉強はよくできるほうである。
○武道の部活に入ったが、ここでも友達ができないでいる。
○家の周りはアパートやマンションで帰宅後に遊べる友達もいない。

    ◇   ◇

  【アドバイス】基本的な考え方について

  生涯の親友はそんなに簡単にできるものではありません。焦る必要はありません。

  妹さんと遊んだとみるか、妹の世話をしたとみるかで評価が分かれます。

  途中でけんかすることもあるというのですから、妹さんにとっても、お姉さんにとっても、良い経験をしていると考えていいでしょう。

  担任から言われたことを真正面からとらえて、それを家庭でどうにかしようと思うのは大変なことです。むしろ、そのような子供の指導をどうするかは、担任が学級経営の中で考えることです。

  ですから、担任に「そのような子供の指導をどのようになさっておられますか」と質問して助言を仰ぐことも必要です。これは教師の職務の一つです。

  一方、家庭では、子供と一緒に料理をするなどの具体的で楽しいことを実践しましょう。

  献立を考え買い物をし、料理をし、みんなで楽しく会食する。

  この活動の中で、お母さんの生き方が子供に伝わり、自然に他の人との接し方も身に付いていくものなのです。

  友達を持つことだけに固執してしまうのは、子供さんにとっても苦痛になってしまいます。もっとリラックスし、楽しんで生活してはいかがでしょうか。
  (盛岡市教育相談員)


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