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雪の降る中、雪煙を巻き上げながら列車は疾駆していった。真っ赤なED75型交流電気機関車がお座敷列車「ゆとり」をけん引した。雪が降り続くとある日、大先輩の方と初心者の後輩の3人で撮影に出掛けて撮った1枚が今回の写真。
こんな悪天候のときはあまり撮らないのだが、珍しい組み合わせの列車の誘惑の方が勝った。これには後輩はあきれていたが、雪中の走行シーンもそれなりの趣がある。珍しさのポイントを挙げると、客車のジョイフルトレインは数が少なく珍しく、「ゆとり」の所属車両基地は東京の尾久車両センターなので盛岡方面までなかなか入線しない。けん引する機関車もEF81交直流電気機関車のケースがほとんどなので、ED75がけん引するのは珍しく、ED75自体も数を減らしているので希少価値がある。そこでこのような列車が走るとカメラを抱えて出動となる。これすなわち鉄分補給なり。
(佐々木康宏)
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