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高杉隆さんの作品 |
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滝沢村の高杉隆さんの5年ぶりの個展が3日まで、盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子Uで開かれている。四角形をさまざまに構成した抽象の平面作品21点が展示されている。
出展作品の中で一番気に入っているのは「『ホ』『ル』『モ』『ン』『ミ』」。54・9センチ四方の正方形の5点の連作。それぞれに題名の1文字ずつが隠されている。
街中で見つけた看板から着想。文字の上にペンキを塗って消そうとしているが「下の文字がぼんやりと見える感じがいい」と、作品の中に取り入れた。
キャンバスは使わない。何枚も張り合わせた紙の上に、アクリル絵の具やペンキ、油絵の具などを使って描く。「古い感じが好き」と、部分的に紙をはがしたりして、画面に独特の凹凸を生み出している。
作品のイメージは街中や農村を歩いていて得ることが多いという。看板やブルーシート、古い扉に残るポスターをはがした跡など、心に引っ掛かるものに出合ったときに、写真を撮影したり、スケッチしたりする。紙に向かったとき「それを見ていいなと思った感じ」になるように、画面を構築していく。
最近の数年間は、彩色をせずに和紙の凹凸だけで平面作品を作ってきた。今展では発想を変え、彩色に挑戦。今後はより大きなサイズの中で、新しい構成の仕方に取り組みたいと思っている。
午前10時から同6時まで。
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