2007年 3月 3日 (土) 

       

■ 岩手銀行が生体認証カードを導入 19日から

     
  2日、岩手銀行本店で行われた指静脈による生体認証登録のデモンストレーション  
  2日、岩手銀行本店で行われた指静脈による生体認証登録のデモンストレーション  

 岩手銀行(永野勝美頭取)が19日から発行する生体認証付ICキャッシュカードの運用デモンストレーションが2日、盛岡市中央通の同行本店で行われた。本人確認をより厳格に行いセキュリティーの精度を高める。県内地銀で初の試み。

 内蔵されたICチップ内に本人の指静脈情報を事前に登録。払戻時に認証装置に登録した指をかざして本人確認する。

  同行全107カ店に生体認証情報登録機が設置される。顧客が自分の指2本を選び、1本ずつ3度、指静脈を登録する。作業は5分以内で終了するという。その後、1週間ほどで登録したカード(ゴールドカラー)が顧客に郵送される。

  19日の開始時で新ATMが設置される店舗は本店、大通支店、青山町支店、中ノ橋支店、花巻支店など15店舗。4月末までに全店に設置する。

  カード発行手数は千円(消費税別)かかるが9月28日まではキャンペーン期間として発行手数料は無料になる。セキュリティー維持のためカードの有効期限は発行から5年間。更新手数料は千円。

  本店では1階の窓口に生体認証登録機、新ATMが2階に設置された。

  同行では年に数件の割合でカードの盗難や、3年に1度の割合で偽装などが発生しているという。1年ほど前から導入を検討してきた。

  同行事務管理部の高屋敷秀調査役は「生体認証付ICキャッシュカードは、指静脈の血管模様のパターンを認識して登録したもの。当面3万枚は発行したい。指紋は偽造される可能性が高い。指静脈での登録は、極めて高い精度でセキュリティーが守られている。今後、当カードに切り替えてセキュリィー対応してもらえれば」と話していた。


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