2007年 3月 8日 (木) 

       

■  〈経済〉津志田に10階建てホテル建設へ ルートイン

     
  盛岡市津志田に08年3月完成予定の(仮称)ホテルルートイン盛岡インターの建設地  
 
盛岡市津志田に08年3月完成予定の(仮称)ホテルルートイン盛岡インターの建設地
 
  大手ホテルチェーンのルートインジャパン(本部東京都品川区、永山勝利社長)が、盛岡市津志田14の166、167に市内2号店・(仮称)ホテルルートイン盛岡インターを開業する。10階建てのビジネスホテルで、完成は08年の3月の予定。中心部以外への出店は初めてのケース。都南地区の商業関係者が高い関心を示している。

  同社は2月14日、盛岡駅前通に14階建てで281室の客室を持つ市内で最大規模のビジネスホテルを開業。同社142店目。14階にはラジウム人工温泉やレストランなどが設置され、72台収容のタワー型パーキングも併設された。

  2号店の立地場所はデンコードー盛岡南店とマックスバリュ盛岡津志田店駐車場の間の敷地で、盛岡南インターに近い。敷地面積は1637平方メートル、10階建てで高さ30・68メートル。延べ床面積は3263平方メートル。

  同社の市内2店目、県内では4店目になる。既に着工し温泉の掘削工事の準備に入る。

  同社広報では「当社は駅前や交通の利便性の良い場所などを選び、当社独自のスタイルで店舗展開している。2月には、盛岡駅前、北上駅前に開業した。そのほかの出店に関して岩手県内、盛岡市内でのホテルの概要や開業日などは広報側には上がっていない。温泉施設や室数なども含め発表できる段階になれば正式に公表する」と言う。

  盛岡商工会議所都南地域運営協議会の高橋善躬会長は「ホテルの建設は大歓迎したい。都南地区の活性化になる。当会では都南地域での取り組むべき地域課題として都南地区の活性化や中小企業の振興のほか、都南地域への宿泊施設などの誘致を掲げてきた。国道4号線沿いにはさまざまな業者の店舗や事務所、ショールームなどが並ぶ。矢巾には岩手医大の移転も進み、都南地区も合わせて活性化となる。ホテル需要もあろう」と歓迎の意向を示している。

  同協議会の藤原藤男幹事は「都南地区には宿泊施設のほか会合などの施設がない。そのため会合も中心市街地になりがち。施設建設の要望の声はあった。新たにできるホテルの概要は知らないが、そのような機能のあるホテルなら」と言う。

  市内のホテル関係者には中心市街地から離れた地区への出店に対し「予想外の戦略」と戸惑いの声が少なくない。

  盛岡ホテル協議会の村上振一朗会長は「どうも大手の動きが読めない。市内も大手の多店舗時代に入った。よく動向を注視していかなければ」と気を引き締めている。

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