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ナイム・アブドレイムさんと「葡萄(ぶどう)を選んでいる母−Tillahan」 |
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中国ウイグル自治区から岩大大学院に留学しているナイム・アブドレイムさんの「シルクロード油絵展」が11日まで、盛岡市大通1丁目のリリオで開かれている。3月で大学院を修了するため、自身にとって今展は卒業制作展という位置付け。新作を中心に47点を展示している。
「葡萄(ぶどう)を選んでいる母−Tillahan」は、修士論文のために制作した作品。黄色の砂漠を背景に、ブドウをより分ける年老いた母親の姿を描いた。
アブドレイムさんが3歳のときに父親が他界。以来、母親が女手一つで4人の子供たちを養ってきた。これまでに母親の口から「疲れた」という言葉は聞いたことがない。「このつらい日々はいつか終わり、いい日は必ず来る」といつも話していたという。
作品には「家族の幸せのために努力している世界中の母親たちに対する愛情と感謝を表現したい」という思いを込めた。
3年半前に来日してから、本物の美術作品を数多く見ることができたという。勉強を重ねるうちに、自身の作風も変化。以前は絵の具を薄く塗っていたが、現在は部分的に厚く塗り重ねる技法も取り入れている。
「岩手は本当にいいところ」と思う。今展には小岩井の1本桜や明治橋から見た岩手山など、大好きな岩手の風景を描いた作品も出展している。
午前10時から午後7時(最終日は同5時)まで。
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