2007年 4月 1日 (日) 

       

■ 〈胡堂の父からの手紙〉105 八重嶋勲 父長四郎48歳、子長一22歳

 

■157はがき 明治37年9月1日付
 
宛 東京市小石川区竹早町百番地猪川方  猪川浩様 野村長一様
発 岩手県紫波郡彦部村
前畧申越ニ依リ左之通報知ス
        野村長四郎
        安政三年十二月六日生
長一不在ナルトキハ乍御手数本郷菊坂町東六九番地片桐方ヘ着宿致候筈ニ付同所ヘ御届被下度、猪川君ニ御願申上候、早々
   九月一日
 
  【解説】「前略、申し越しにより左のように通報する。


        野村長四郎

        安政3年12月6日生

  長一不在の時はお手数ながら本郷菊坂町東69番地片桐方へ長一が着宿しているはずなので、このはがきを届けてくださるよう、猪川君に御願い申し上げます。早々」という内容。

  一時期長一の所在が分からなかったのであろう、猪川浩(箕人・盛岡中学時代1級下、俳句仲間)の宿にこのはがきを送ったものである。

  長一が、父長四郎の生年月日が必要になって問い合わせたのに対しての返事のはがき。

  安政3年12月6日生まれは、西暦1856年生まれ。この年、48歳。長一は22歳で浪人、受験勉強中。


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