2007年 4月 7日 (土) 

       

■ 情景ほのぼの、緩むほお 佐賀の「がばい爺と婆人形展」

     
  染織ギャラリーこうやで開かれている佐賀のがばい爺&婆人形展  
  染織ギャラリーこうやで開かれている佐賀のがばい爺&婆人形展
 
  「佐賀のがばい爺(じい)&婆(ばあ)人形展」が5日から盛岡市本町通2丁目の呉服店・染織ギャラリーこうや(高屋一成代表)で開かれている。佐賀市在住の人形作家・江口美和さんが、佐賀の昔懐かしい風景の記憶をイメージして制作した24シーン、人形60体が展示されている。人形たちのつくり出す、ほのぼとした情景に、訪れた人も思わず、ほおを緩めていた。

  「がばい」は佐賀弁で「すごい」の意。佐賀県の名所・旧跡などを舞台に爺ちゃん、婆ちゃんがいる風景を創作している。「虹の松原」は唐津の海に、海水浴に訪れた水着姿の爺ちゃん、婆ちゃんをイメージ。婆ちゃんは濃紺の水着に、ほっかむり、手にはビーチボール。爺ちゃんは海水パンツに菅笠(すげがさ)と何ともユーモラス。「爺ちゃん、虹の松原、久しゅうきたねん。何十年ぶぃやろうねん」と佐賀弁のコメントが添えられている。

  「柿の皮剥(む)き」は農家の軒下で、爺ちゃん、婆ちゃんと孫が干し柿作りをしている。孫「爺ちゃんなして柿の皮ば剥くとね」、爺ちゃん「人間でん同じやろ。心に皮のあっぎ(皮があれば)正直になれんやろう」…。

  テーマは佐賀になっているが、昔はどこにでもあったような風景や思い出を取り入れながら表現したという。爺ちゃん、婆ちゃんのほかフラフープで遊ぶ女の子や唐草模様の風呂敷をマントにしたガキ大将の人形も。

  同店の高屋裕美子さんは「最近は核家族が多い。お爺ちゃん、お婆ちゃんが身近にいた、懐かしい風景の良さを楽しんでもらえたら」と話していた。

  8日まで(午前10時から午後7時まで、最終日は午後5時まで)。

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