2007年 4月 8日 (日) 

       

■ 〈統一地方選〉前半戦きょう投開票 夜遅くには大勢判明か

 第16回統一地方選の前半、知事選と県議選は8日、投開票を迎えた。3期12年務めた増田知事に代わる新知事が誕生し、改選で定数3減の48となる県議会の勢力図がほぼ固まる。投票は県内各地の投票所で午前7時から午後8時(投票所によっては締め切り時間くり上げ)まで行われ、有権者の審判が下る。県選管の確定は知事選が9日午前0時ごろ、県議選は同0時半と見込まれている。知事選、県議選とも目の前の統一選の勝利を第一義に活発に運動を展開してきたが、各政党は夏の参院選に向けた地固めを視野に入れ、県内の勢力拡大に努めてきたため、当落とともに政党の伸張も注目される。

 知事選には戦後最多に並ぶ5人が出馬。届け出順にいずれも無所属新人の前衆院議員達増拓也氏(42)=民主推薦、盛岡市の会社役員芦名鉄雄氏(61)、いわて労連前議長菅野恒信氏(61)=共産推薦、前滝沢村長柳村純一氏(56)=自民推薦、前県議ザ・グレート・サスケ氏(37)が県内を遊説。医療や雇用などさまざまな格差の是正、財政再建といった政策を訴え、支持拡大に全力を挙げた。

  運動最終日となった7日は、各候補とも最終的には大票田の盛岡と近隣市町村に入り、態度を決めていない無党派層への浸透や、し烈を極める県議選の候補との連動などに力点を置き、午後8時前ごろまでに遊説を打ち上げた。恒例となった商店街を練り歩くなどのパフォーマンス色はめっきり減り、数多くの街頭演説に時間を割いた。

  達増氏は最終盤、民主党公認、推薦の県議候補と各地区で合流し、相乗効果による票の積み上げを図ってきたが、最終日は岩手、盛岡両選挙区などで40を超える街頭演説を展開、各県議候補と二人三脚で駆け回った。

  芦名氏は盛岡市内を中心に遊説。これまで通り自ら運転する選車で加賀野周辺から住宅地を中心に周り、玉山区などを経て市内の繁華街入り。10カ所程度で街頭演説し第一声を挙げた盛岡駅前の演説で締めくくった。

  菅野氏は選車に午前中は鈴木露通選対本部長が帯同し、盛岡市内を集中的に回った。午前の市西部から、午後は中心部の繁華街などに乗り入れ、夕方ごろから盛南方面と、20数カ所の街頭演説をこなした。

  柳村氏は自民党衆院議員らと雫石町内からスタート。滝沢村、盛岡市などを経て盛岡広域の北部に進み、総括責任者の鈴木俊一衆院議員が合流して、これまで通り数十カ所で街頭演説し、滝沢村の事務所に戻った。

  サスケ氏は朝、一関市からスタート。北上して午後には滝沢村に入って盛岡へ。休日で人通りの多いところや集客施設などを中心に回って街頭演説をこなした。最後は大通の真ん中で演説して打ち上げた。

  2人で争った前回の知事選は増田知事の信任投票的様相が濃く、投票率が68・7%と初めて70%を割った。今選挙戦は5人の新人が立候補し、70%台回復の見方が強い。

  県議選は総定数48のうち2選挙区で無投票当選4人が、3月30日の告示日に決まり、15選挙区で71人の候補者が44議席を争ってきた。現有の第1会派、第2会派である民主と自民の対決とともに、第3極形成を目指す他政党などの議席が民主の過半数獲得を左右する局面が出てきそうだ。

  3月29日現在の選挙人名簿登録者数は112万6898人(男53万4971人、女59万1927人)。

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