2007年 4月 9日 (月) 

       

■  〈校長室の窓から〉150 野口晃男 先生が張り切るとき

 先生方の様子を見ていると張り切るときとがっかりするときがあるようです。

  PTA参観日。

  出席者の数が問題ではないとはいっても、やはり参加する人数が少ないとがっかりします。

  子供たちとつくりあげている学級の姿を、多くの皆さんに見て頂くことは、学級担任にとって、何ものにも勝る応援になっているのです。

  ましてや1年間のスタートとなるPTA総会の日の参加人数は大変気になります。

  学年が一つ上がり、子供も担任も希望に燃えている今、ぜひたくさんのお父さん、お母さん方にご出席いただき、数の上でも応援しているということを示していただければと思います。

  また、授業参観後の懇談会に残っていただくと、担任はたいへんな心強さを感じ張り切ります。しかし、実を言うと、懇談会への参加は担任にだけではなく子供たちの将来に向けても、目に見えない大変な影響力があるのです。

  なぜかというと、確かに先生方は子供の実態を把握するだけで教科の指導ができます。

  しかし生徒指導にかかわる指導場面になると、どうしてもお父さんやお母さんとの信頼関係が築かれている必要があるのです。お父さんやお母さんの考え方を、直接お会いして確認できていれば、いつでもどこでもその子に対して、最も強烈で心に響く方法で指導することができるのです。

  担任はいつも、もう一歩突っ込んで指導するかどうかの判断をしながら毎日を送っています。

  この判断の連続が、皆さんの子供の「品性、品格」そして「人格」をつくっていくのだということは、周知の通りです。

  小さいようで計り知れない影響力があるといったのは、このことだったのです。

  その判断の後押しをしてくれるのが、お父さんお母さんとの信頼関係で、信頼関係を築く最初の出会いが、授業参観日ということになります。

  これから続く1年のスタートにあたって、数だけが問題ではないのですが、多くの皆様のご出席をいただき、数の上でも、担任の先生の後押しをしてくださればと、子供たちの将来と担任のためにお願いいたします。
(盛岡市教育相談員) 

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