2007年 4月 9日 (月) 

       

■  NHK日曜美術館30年展始まる

 「名品と映像でたどる、とっておきの美術案内〜NHK日曜美術館30年展」が7日、盛岡市本宮の県立美術館で開幕した。同館、NHK盛岡放送局、NHK東北プランニングが主催。番組で紹介された美術作品73点を展示しているほか、番組内容を再編集した映像を会場内の6カ所で上映している。

     
  NHK日曜美術館30年展  
 
NHK日曜美術館30年展
 
  会場を4つのテーマに分けて作品を展示。第1章「夢の美術案内」では著名な文化人が関根正二や高橋由一らの作品を紹介。交遊、師弟関係のある作家が語る第2章「作家が作家を語る」では上村松園や高村光太郎などの作品を展示。

  第3章「アトリエ訪問」は作家自身が語るコーナー。岡本太郎や芹沢_介らが出演。第4章「知られざる作家へのまなざし」では同番組を通して再認識された小泉清や高島野十郎らを紹介している。

  開会式では同館の佐々木英也館長が「日曜美術館の特色は、その多彩な出演者にある。文化人、著名人はもちろん、ときには作家自身も出演して語るユニークな美術案内は、斬新な視点で美術ファンの心をとらえてきた。テレビ画面の中だけの美術案内が今まさに現実になった夢の展覧会を心ゆくまで堪能してほしい」とあいさつ。

  NHK盛岡放送局の仲元正明局長は「日曜美術館は30年を過ぎて今日も番組が続いている、ファンが多い美術番組。県内のたくさんの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けた。

  同番組は1976年4月に放送を開始。現在まで、放送回数は1500回を超える。

  今展のプレイベント「鮭のぼりをつくろう!」は先月21日、同館を会場に行われ、小学生21人が参加した。高橋由一の「鮭」(重要文化財、1877年ごろ。東京芸術大学大学美術館蔵)と同じ大きさの画面に、本物のサケをモデルに絵を描いた。その作品は、同館グランドギャラリーに展示されている。

  5月13日まで。午前10時から午後7時(入館は同6時半)まで。月曜は休館だが、30日は開館。観覧料は一般800円、高校・大学生は500円、小中学生300円。 

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