盛岡東署に9日午前3時45分、市内に住む女性から「シカが盛岡劇場から大慈寺方面に走り去るのを目撃した」と通報があった。午前7時36分には市内の男性から「川原橋の下の中州にシカがいる」との通報を受けた。
署員が捜査したところ、午前8時13分に川原橋下の中州にカモシカがいることを確認した。カモシカは川原橋から北上し、下ノ橋をくぐり毘沙門橋付近から岩手公園に逃げた。
その後、カモシカは内丸にある同署の地下駐車場に逃げ込み、署員4人が駐車場のシャッターを閉めるなどして角に追い込み、午前9時51分に素手で捕獲した。
駆けつけた盛岡市動物公園職員が麻酔銃で麻酔をかけてようやく保護した。
同教委歴史文化課によると、保護されたカモシカは胸元から尻まで85センチ、地面から背中まで85センチの6歳成獣。体重は40キロ、角は12センチの標準的な大きさという。午後0時10分、同市綱取の山中の鳥獣保護区に放された。
鎌田聖美文化財調査員によると「麻酔が切れて山中へ元気に歩いていったのを確認した」という。
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