盛岡市玉山区在住の美術家、橋場あやさんの「染め絵展’07〜『光林樹木染め』エチュード」が13日まで、同市盛岡駅西通の市民文化ホールで開かれている。布や和紙の上に、樹木のくずや樹皮などで絵柄を染め上げた作品200点以上が展示されている。
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橋場あやさんの染め絵作品 |
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橋場さんは約2年前から、染色に取り組んだ。秋田県の指導者について、自然素材を使った染色技術を勉強。布や糸を染めるだけでなく、絵を描くための画材として使うことを思い立ち、染めと絵の間という意味で「染め絵」と名付けた。
染料のほとんどは、木材を彫刻した後に出る木くずや樹皮など。花巻市の光林寺から、雪折れや虫くいなどのために伐採した、樹齢数百年の樹木の枝をもらい受けて使用。同寺の許可を得て「光林樹木染め」とした。
化学染料などは数回で色がなくなってしまうが、樹齢の長い古木は何度も染められることに驚いた。今展にはウメの古木を使って30回も染めたという作品も出展。自然の持つ強さを実感しながらの制作だ。
染料は粒子が粗いため、表面に少しざらつきが出るが、むらなく塗れるのが特長。色の濃淡がはっきりと出て、色鉛筆との相性がいいという。透明性が高く、色を重ねたときに前の色も生かすことができる。この透明性を油彩で表現することが今後の課題と話していた。午前10時から午後6時(最終日は同5時)まで。
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