2007年 4月 12日 (木) 

       

■  〈校長室の窓から〉151 野口晃男 子供が交通事故に

 朝、お父さんが学校にみえられました。

  話を聞きますと、前日午後4時半ごろに、そのお父さんの子供が2人、車にはねられたということでした。

  場所は、紫波町二日町北七久保地内の国道交差点。押しボタン式の信号があるところです。

  救急車で近くの病院に運ばれ、お姉さんはすぐ帰宅が許されましたが、妹のほうは心配な状態のため、岩手医大の高次救急センターに移されたというのです。

  しばらくは入院が必要とのことで、担任も生徒指導主事担当も、そしてわたしも、とても悲しい気持ちになりました。

  事故の状況をお聞きしますと、2人は、自動車用の信号が赤に変わったのを見て横断を始めたということでした。

  ほかにも詳しく状況をお聞きし、ひとまずお帰りいただくことにして玄関までお送りしました。

  玄関で靴を履こうとしたとき、お父さんの携帯電話が鳴りました。お父さんは通話しながら自家用車のほうに向かわれました。

  わたしたちが見送っているとちょっとの間に、お父さんがほっとした顔で玄関まで戻ってきました。今、病院から電話があり、妹のほうも異常がなくて退院できるようですと話されました。

  見送っていたみんなは、一緒にとてもうれしくなりました。

  学校では、業間休みに臨時の職員集会を開きました。

  そして「登下校時の安全」特に「道路の横断の仕方」について各学級で再度具体的に指導することにしました。

  1、国道を横断するときは歩道橋を利用すること

  2、信号を利用するときは、歩行者側の信号を見ること

  3、歩行者側の信号が青でも、突っ込んでくる車があるので、車が止まったのを確かめてから横断すること

  そして、こう付け加えることにしました。

  「皆さんの命は、ひとつしかないのです」と…。
(盛岡市教育相談員)

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