2007年 4月 27日 (金) 

       

■  県内地場第2位のスーパー ベルプラスの誕生を祝う

 県内地場スーパーで売上規模が第2位となる新会社ベルプラス(盛岡市、遠藤須美夫社長)の発足披露式典・記念祝賀会が25日、盛岡市盛岡駅前北通のホテルメトロポリタン盛岡ニューウイングで開かれた。永野勝美岩手銀行頭取、堀内淳弘シジシージャパン社長、鈴木豊キューピー社長はじめ、取引先メーカーや卸の関係者ら約400人が出席し、新会社の門出を祝った。

     
  新会社ベルプラス発足披露式典・記念祝賀会であいさつする遠藤須美夫社長  
 
新会社ベルプラス発足披露式典・記念祝賀会であいさつする遠藤須美夫社長
 

  ベルプラスはベルセンター(矢巾町、遠藤須美夫社長)、花北(花巻市、高橋政敏社長)、スーパーエイト(盛岡市、沢口昭夫社長)、ベル開発(同市、沢田司社長)、スーパーマーケットかしむら(同市、鹿志村武男社長)の5社を経営統合し4月1日発足した新会社。

  5社は03年12月に純粋持ち株会社のベルグループの傘下に入っていたが、今回は資本統合から経営統合に移行し、ベルプラス1社に統合。県外大手等との対抗など生き残りをかけた戦略で、経営コスト削減や効率経営を展開する。新会社の資本金は約3億円を予定、年商は約430億円を見込む。店舗数は38店。ジョイスに次ぐ県内地場スーパーで第2位の売上規模となる。

  式典では遠藤社長が「協業を続けてきたベルグループ結成36年目の経営統合で、一つのゴール。新しいローカルチェーンの会社の誕生。オーバーストアの中での成長拡大というより、安全で確実な利益を出す態勢のためのサバイバル戦略。ベルセンターをコアとした経営統合で構造改善を図った」と今回の経営統合の狙いを説明した。

  新会社の経営方針として意思決定と行動の迅速化、経営のトータルコストの削減、組織運営の緊密化による現場力の強化の3点を挙げた。

  遠藤社長は「今まで通りは自殺行為。変化し、改革するにはリスクも伴う。何もしないでいるより、改革へ挑戦する方がリスクは少ない。変わり続ける企業でありたい。わたしたちはとことんローカル企業。決して一番ではないが、自らを変え続け顧客に満足を提供し続けたい」と新会社の代表としての決意を表明した。

  祝辞で堀内シジシージャパン社長が登壇。「当社は創設35年。ベルグループの動きで東北シジシージャパンも発足した。ベルプラスにはイオンと互角に戦う組織として活躍を期待したい」とあいさつ。

  鈴木キューピー社長は「協業から進化した組織が誕生したと考える。岩手は北東北の中でも流通の激戦区。1店当たりの商圏人口は全国平均の半分でまさにオーバーストア状態。今後、さらなる人口減少化の中で市場環境は厳しくなるかもしれない。新会社には知恵を結集し、一丸になりチャレンジを」と期待を寄せた。

  永野岩銀頭取もあいさつ。「全国どこも、あらゆる業界は大変な時代。スーパーも競争が激烈。生き残るためには統合や合併も必要。いずれ最大に知恵を発揮してもらいたい」と激励した。


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