2007年 5月 1日 (火) 

       

■  「水干姿の白拍子」着装法を紹介 きもの学院で

 長沼静きもの学院盛岡校(藤田範子教室長)主催の時代衣装講座が30日、盛岡市愛宕下の盛岡グランドホテルで開かれ、平安末期に現れたとされる男装の舞妓「水干(すいかん)姿の白拍子」の着装法が紹介された。同学院の講師や受講生ら約60人が参加。時代を超えた雅な衣装芸術をじっくりと堪能した。

     
  静御前の舞衣装としても知られる「水干姿の白拍子」の着装法を披露。前後の衣紋者が着付けを行った  
 
静御前の舞衣装としても知られる「水干姿の白拍子」の着装法を披露。前後の衣紋者が着付けを行った
 

  水干姿の白拍子は、源義経に愛された静御前の舞いの衣装としても知られる。本来なら男性が身に付ける立烏帽子(たてえぼし)をかぶり、白の水干に、女性を象徴する緋(ひ)色の長袴を着装。腰には錦包藤巻(にしきつつみとうまき)の太刀、手には扇を持つ。色彩的にも黒、白、緋のコントラストが鮮やかで、女性の凛とした美しさが引き立つ。「衣紋者(えもんじゃ)」と呼ばれる2人の着付師が作法にのっとり、解説に合わせてモデルの衣装を整えた。

  モデルを務めたのは日本舞踊水木流の熊谷恵美子さん。着装後には静御前が義経を思いながら舞ったとされる「賤の小田巻き(しずのおだまき)」を白拍子姿で披露した。

  衣紋者を務めた同学院盛岡校講師の沼田一惠さんは「実際に舞台に立たせていただき大変、勉強になりました」。村上愛子さんは「着物は日本の民族衣装。その良さを受け継いでいくことに、これからも携わっていきたい」と話していた。


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