2007年 5月 8日 (火) 

       

■  〈県議会〉議員バッジに重責ひしひし 当選県議が初登院

     
  議員バッジを胸に付けてもらう初当選の岩渕誠氏  
 
議員バッジを胸に付けてもらう初当選の岩渕誠氏
 
  4月8日の県議選で当選した議員48人が7日、初めて県議会で一堂に会した。議員は議員バッジを胸に付けられ県民負託の重みをひしひし。新人、ベテランを問わず県勢発展への気持ちを新たにした。改選から初の臨時会は8日招集され、正副議長や各種委員会の所属などを決める。

  議事堂には早い議員は午前8時半ごろから姿を見せ、受け付け、議員バッジの交付、全員協議会での席次決定のくじ引きなどを済ませ、各控え室に入った。

  新人は12人。このうち教員出身の小西和子氏(盛岡、社民)は「重責を感じている。2年間、教員出身の議員が空席だった間にさまざまな問題が起きている。そのことを訴えていきたい。所得格差が子供の教育格差にもなっており、教育、雇用を重点に取り組んでいく」と意気込みを語った。

  同じく矢巾町助役から転身した高橋昌造氏(紫波、無所属=民主推薦)は「選挙を戦い皆さんの負託を頂いた責任の重さを感じている。県民の皆さんに分かりやすく、地域に根ざした政策に取り組みたい。なぜ、どうしてを議会でただしていき、できる方法を議会から提案し、県民が幸せになるため取り組んでいきたい」と決意。

  報道記者から政界に入った岩渕誠氏(一関、民主)は「ようやくこれから仕事が始まるという思いと、皆さんから頂いた使命の重みを感じている。政治は分かりやすく伝えていくことが大事で、それはジャーナリズムと変わらないと思う。岩手の良さを全国に発信し岩手に豊かさを反映させるよう取り組みたい」と抱負。

  最多得票で約4年ぶりに県議となった及川敦氏(盛岡、無所属、2期)は「心中に思うところはいろいろあるが、初心に返って取り組む。政策提言を知事に取り上げてもらえるよう努めたい。学力向上や環境分野でのクリーンエネルギー導入に積極的に取り組む。(会派に所属しないが)予算委員会など委員会を中心に発言していく」と気持ちも新た。

  長老議員数人が改選を機に勇退した中、議会運営の要所では5〜6期の2人のベテラン議員の経験が発揮される場面も予想される。

  69歳で現職最年長となった菊池勲氏(北上、自民、5期)はバッジを付け「有権者に感謝しなければならない。厳しい財政を中心に今までのような方法では県民のために返すものがなくなるし、かといって何もしなければ不満だけになる。今まで1回だったところを実現できるまで3回、4回と繰り返し、県民と一緒に取り組む」と元気いっぱい。

  再び県議となり、現職最多の通算6期目を迎えた吉田洋治氏(盛岡、岩手政和会)は「いま一度のチャンスを頂いたので初心に立ち返って誠心誠意努力していく気持ちでいっぱい。6期目ということもあり責任の重さを感じている。県政課題が山積し、今までの経験を生かし、後輩の皆さんと一緒に力強い県政のため力を尽くす」と役割を受け止めている。

  午前10時から始まった全員協議会では自己紹介、幹部職員の紹介などが行われ、達増知事があいさつ。「当選された議員の皆様に心からお祝いを申し上げる。私も県民の信託を頂き県政を担当することとなった。深い感激を覚えるとともに責任の重大さを痛感している。今後、県議会、県民の皆様とともに希望の持てる古里岩手をつくっていくため全力を傾注していく。よろしくお願いします」と述べた。

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