2007年 5月 9日 (水) 

       

■  「政治的には自由にやらせてもらっていい」 達増知事が表明

 達増知事は8日、知事職と政治家活動の両立について「行政の原理原則に反しない限り、政治的にはかなり自由にやらせてもらってもいいと思っている」と述べ、行政執行権の公正性の保持や知事の立場を利用した選挙活動の抑止を律しながら、政治家個人として政治活動していく見解を示した。定例会見で述べた。達増氏は民主党籍を持ち、これまで「民主党が一番いい政党だと思っている」と語るなど、同党を支持する立場を示している。

     
  本会議であいさつする達増知事  
 
本会議であいさつする達増知事
 
  達増知事は衆院1区補選で民主党が擁立する階猛氏を後継としたことについて「次の1区の衆議院議員を選ぶのは有権者だが、選択肢を示すことを私がやらないのは衆議院議員を辞して知事に立候補したこととの関係で、かえって無責任。選択肢を示していくことは政治家としての私の責任だと思う」と説明。

  地方分権論客の西尾勝東京市政調査会理事長の論を紹介しながら「私は地方にきちんとした政党政治を打ち立てていくことをしないで地方分権はあり得ないと思っている。投票行動をはじめ政治的な行動を通じて住民が、地方のことを自分たちで決めるというのが本質的な地方分権。政治的な部分においても岩手のため、日本のためにも、デモクラシーを発展させていくためにも力を尽くしたい」と述べた。

  その上で「ポイントは行政の中立を侵さなければいいと思っている」とし「日本ではまだ首長が政治的活動していくことがあまり浸透していないかもしれないが、それなくしては民主主義はないというのが世界的には浸透している。それが住民や国民の権利を憲法で実現するためにはいいということを岩手から広めていければ」との考えを示した。

  同日招集された県議会への対応には「議会なくして民主主義なしであり、敬意をもって接したいと思っている。知事として行政の執行部の代表として、不偏不党、公正、中立で臨みたい」と語った。

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