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「岩手山」 |
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盛岡市の村井昭治さんの個展「新しい色彩の輝きをさぐる」が31日まで、同市内丸の北ホテルで開かれている。コラージュや水彩などの最新作を中心に約20点が展示されている。
最新作「岩手山」は雄大な山をシルクスクリーンで刷り、チョウの群れと虹を水彩やコラージュで盛り込んだ。
作品の基になったのは20年前、八幡平の見返峠で実際に見た情景。5月のよく晴れた日、岩手山を一人で写生していた村井さんの目の前を、チョウの群れが突然、垂直に舞い上がった。初めて見たその光景に驚き、感動した。
「世の中には時々、マジックみたいな風景が現れるときがある」と村井さん。その感動、感激は青春とも言い換えられると思う。何年たっても体の中で生き、燃え続けているものを、今回初めて形にした。
「一般的に絵は言葉にならない、言葉にしてはいけないもの。自分の物語を紡ぎ続けるのが絵描きではないか。見る側に自分の感動が伝わればと思う」と話していた。 |