2007年 5月 12日 (土) 

       

■  〈滝沢村議会〉議長に角掛氏を選出 第1会派候補を破る

 滝沢村議会(定数22)の臨時会は11日招集され、選挙の結果、新議長に角掛邦彦氏(50)=当選3回、副議長に川原清氏(63)=同5回=を選出した。角掛氏は第2会派春緑クラブ(4人)に所属し、川原氏は無会派。第1会派の新志会(9人)が擁立した候補をいずれもきん差で破った。改選によって台頭した柳村典秀村長の支持派が、議長選で敗れたことで柳村村長の議会への影響力が限定されることが明らかになった形。今後も当局の議会対応には慎重さを求められそうだ。

 議長選は単記無記名投票で行われた。角掛氏が10票、新志会の鎌田忍氏が9票、無会派の武田猛見氏(共産)が2票、無効票1票だった。第2会派の春緑クラブ(4人)、しののめ会(同)が共闘を組み、これに残る公明、無会派議員の中から同調の動きがあった。

  副議長選は川原氏が11票、新志会の長内信平氏が9票、無会派の桜井博義氏(共産)が2票だった。第2会派勢力は改選で議席数を減らしたものの、川原氏を巻き込むことで結束し力関係を覆した。

  昨年の村長選で柳村村長の応援に回った新志会を、正副議長選挙で制したことで議会と村長の関係にも影響が及ぶのは避けられない。柳村村長にとっては多数派与党形成に失敗した形になる。

  角掛氏は議長就任に当たり「この上ない光栄と責任の重さを痛感している。議員経験は浅いが皆さんのご厚情に報いるためにも議会運営に誠心誠意努力する」とあいさつした。

  住民にとって最も身近な村議選の投票率が低下している現状に、「議会自体が注目されていない。開かれた議会を再確認しなければならない」と議会改革の必要性を挙げた。「ある程度住民側に出向きながら議会活動の啓発、住民から見た議会の意見を聞き、活性化に結びつけていきたい」と話した。

  川原氏は「青天の霹靂(へきれき)。会派に所属をしていないわたしがよもや副議長に選任されるとは思わなかった。議長を補佐し、公正公平な議会運営に努めたい」とあいさつした。

  「議長、議運と相談しながらもう一歩進んだ議会改革を進めなければならない。議会に対する批判や不満が多い。存在感のある活動が見える議会にしていきたい」と述べ、当局側からも議会に質問できる反問制などの採用も視野に入れながら、議会改革を進めたいとした。「これまで会派でなければならないような傾向があったが、今後はそれも改善していきたい」とも話した。

  柳村村長は「議会に対しては白紙の状態で新たな気持ちで臨みたい」と話した。角掛氏は「わたしたちは本村の発展を心から願う議員ばかり、そのためにも住民とともに歩み、住民の福祉向上に努力する。議会は議会の立場として評価するものは評価し、是々非々でやっていきたい」との考えを示した。

  同日は議会運営委員会(黒沢明夫委員長ら7人)、総務常任委員会(武田俊和委員長ら7人)、教育民生常任委員会(柳村一委員長ら8人)、産業建設常任委員会(高橋寿委員長ら7人)の各構成委員が決まった。

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