2007年 5月 15日 (火) 

       

■  盛岡市が県に同意申し入れ 中核市移行で

     
  達増知事へ中核市移行に同意を求める申し入れをし、握手を交わす谷藤盛岡市長  
 
達増知事へ中核市移行に同意を求める申し入れをし、握手を交わす谷藤盛岡市長
 
  来年4月の中核市移行を目指す盛岡市は14日、県に同意を求める申し入れをした。谷藤裕明市長が県庁を訪れ、達増知事に面会。申し入れ書と中核市移行に同意する市議会の議決証明を提出した。谷藤市長は「これまで中核市移行に向け準備を進めてきた。北東北の拠点都市としての盛岡の発展は県勢の躍進にもつながる」とあいさつ。達増知事は「県議会の議決が得られるよう県としても全力を尽くす。21世紀の基礎自治体のあるべき姿として全国のモデルとなるよう期待している」と応じた。

 知事は県議会6月定例会に同意についての議案を提出する。これが可決されて知事の同意が得られると、市は国に対して中核市指定の申し出を行える。予定通り事務が進めば11月には指定の政令が公布される見通し。

  中核市になると県から2千近い事務が市へ移譲され、現在の特例市にも増して自治体としての権限が強化される。市保健所の設置も義務づけられ、市は同市神明町の旧競馬会館を取得して、市保健センターの機能も集約した施設の運営準備を進めている。建物の耐震化や改修が始まっている。

  ほかにも養護老人ホームの設置許可・監督、屋外広告物の条例による設置制限といった暮らしに身近な許認可事務を市が直接、担うことになる。手続きのスピードアップや地域の実情にあった施策の実施など住民サービスの向上が期待される。

  全国の中核市は現在35都市で、08年4月には盛岡を含め39都市になる見込み。東北の県庁所在地では秋田市、青森市に続き3番目。

  谷藤市長は「住民サービスを向上させていく上で、中核市移行は大きな前進となる。都市のイメージアップにもつながる。万全の態勢で進めていきたい」と話していた。

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