2007年 6月 2日 (土) 

       

■  李登輝氏が4日に来県 盛岡市先人記念館など訪問

 台湾の元総統の李登輝氏が4日来県し、平泉町の中尊寺、奥州市の後藤新平記念館、盛岡市の先人記念館を訪れる。松尾芭蕉の奥の細道をたどり、戦前の台湾統治に事績のある後藤や新渡戸稲造の故郷を訪ねて岩手とのゆかりをしのぶ。藤原書店が創設した後藤新平賞受賞のため5月30日に来日し、6月9日まで大学での講演やレセプションのため各地を訪問している。本県では岩手台湾懇話会と岩手李登輝友の会の有志が歓迎する。

 京都大学に学んだ李氏は、日本文学では「奥の細道」に親しみ、長年みちのくの旅を願ってきた。4日は宮城県松島から平泉入りし中尊寺を参拝する。このあと奥州市内のホテルで昼食会。午後からは後藤新平記念館を訪れ生家などを訪ねる。盛岡市では先人記念館の新渡戸稲造室を見学する。同夕、盛岡駅から秋田に向かう。

  歓迎する会は岩手李登輝友の会代表の岩根哲哉氏を代表、岩手台湾懇話会常任理事の内川永一朗氏を最高顧問に構成。李氏の本県の行程を案内する。岩根代表は「李登輝さんは奥の細道の松尾芭蕉に憧憬を持っておられる。総統を辞めて7年半になり、今回はあくまで一個人の訪日であって政治的な場に出ることはない。歓迎する会は民間人の立場で活動する」と話している。

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