2007年 6月 2日 (土) 

       

■  モノタイプの葛藤 澤口茂さんが銅版画展

     
  澤口茂さんの版画作品  
 
澤口茂さんの版画作品
 
  盛岡市の澤口茂さんの版画展が5月31日まで、同市本町通1丁目の喫茶ママで開かれた。モノタイプで刷られた版画作品10点が展示された。

  モノタイプとは原版の上に直接描画して紙に刷る版画で、基本的に1点しか作れない。澤口さんは版の上に1色ずつ色を乗せて、同じ紙に何度も手押しで刷っていく方法で制作している。

  計算はしない。版を刷りながら、自分が満足できるまで何度も色を重ねていくという。偶然性が画面を完成させることも多いと感じている。赤や黄色が好き。それだけで刷ったものもあるが、ブルーや黒などを組み合わせた作品も。全体に格子状の直線を配置して、画面に奥行きをもたらしている。

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