2007年 6月 6日 (水) 

       

■  県の6月補正で知事査定 「県民へのメッセージ」と303億円

 達増知事は就任から初となる6月補正予算案の知事査定を5日に終えた。補正額は303億円で、ほぼ各部局要求通りの規模。やりくりしながらプライマリーバランスの均衡を保つ中で、ぎりぎりの積極編成となり、達増知事は「303億という規模の数字自体が一つの県民へのメッセージ。希望補正、希望予算というメッセージを込めた」と言い表している。

  知事査定は4、5日に行われ、終了後、達増知事は「マニフェストをそのまま予算にした格好になったと言っていい。新地域主義戦略、ソフトパワー戦略の二大戦略から予算化され、政策の6本柱についてもきちんと予算化された内容」と説明。県北・沿岸振興に「だいぶ力が入って、配慮がはっきり出ている予算」になった。

  知事査定段階で知事の判断で加えた事業はない。「マニフェストを早い段階からそれぞれ勉強してくれ、それに沿ったものが出てきた。仕上げだけすれば完成という形で要求が上がってきた」という。

  骨格予算ではあったが当初予算編成の段階で、既に自主財源などから政策的な事業を計上する財政的伸びしろはあまりなかった。その中で収支均衡は黒字を保ったが、14億円まで落としても可能な限り予算総額を大きくする方向で編成した。

  その意図を「危機を希望に変えていくため300(億円)の大台を超えることで暮らしや仕事が良くなっていくという実感を印象としても県民に持っていただきたい」と強調。「ただ額を大きくすればいいというものではなく、重点化され無駄のないものを予算化している」と説明した。


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