2007年 6月 6日 (水) 

       

■  〈岩手競馬〉経費削減の方針は合意 コスト部会が会合

 県競馬組合(管理者・達増知事)の運営協議会コスト調整部会は5日、盛岡市新庄の盛岡競馬場で開かれ、競走関係費と事業運営費などの経費を4億7千万円(6・7%)削減する見直し案が示された。各企業団体は内容を持ち帰り、12日に再度部会を開いてどの分野を削減するか協議する。23日の運営協で合意を目指す。削減に難色を示す出席者もあったが「収支均衡できなければ廃止」の存廃基準の前提に立ち、提示をのまざるを得ない状況だ。

     
  非公開で行われた運営協コスト調整部会(終了直後)  
 
非公開で行われた運営協コスト調整部会(終了直後)
 

 同日は同部会として初めて単独で開かれた。非公開で休憩なく2時間半にわたった。出席者は組合構成団体から高前田寿幸県農林水産部長、池田克典盛岡市副市長らと千葉英寛組合副管理者、県馬主会、調騎会、厩務員会の各会長、アールナック、第一商事、東北映像、プラスミックの各代表者ら。

  組合は第1期(4月7日から5月28日まで)発売額が計画値を下回ったのに伴い、発売目標額、収入目標をそれぞれ引き下げる収支計画見直しを説明。

  関連して各経費を総額で4億7千万円、競走関係費、事業運営費をそれぞれ一律6・7%削減する考えを示した。内訳は競走関係費で1億6千万円、事業運営費で3億1千万円の削減をする方針。

  各企業団体は削減案を持ち帰り、個別にどの部分を削減できるか検討する。12日に開かれる部会で削減内容をそれぞれ持ち寄り削減目標を達成できるよう協議する。このため12日に予定していた運営協を23日に延期し、運営協で正式な合意を目指す考え。

  事業運営は競馬事業収益の25%で賄われる。このうちレースの賞金と手当の競走関係費に充当されるのは8%相当分以内。残りのうち16%相当分が事業運営費になる。内訳は施設・情報システム費6%、開催労務費2%、営業販売費1%、人件費2%、その他販売・管理費5%と経営指標で定めていた。

  千葉副管理者は部会後、取材に答え「経費削減が必要ということに合意を得た。それぞれの分野で削減してもらうが、具体的にはもう少し協議が必要。もちろん現実には厳しいとの声は出た。来年度以降も存続しそのために知恵を出していくことは確認した。どういうやり方で削るか。影響の少ない方法を検討する」と話した。


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