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盛岡市の中の橋を通るLRTの想像図 |
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盛岡にLRTを走らせ隊(戸舘弘幸代表)は7日、県と盛岡市に対してJR山田線の活用促進と盛岡市内に路面電車の導入を検討するよう要望した。山田線の盛岡駅から山岸駅の前後までの区間に「岩手大学駅」などの新駅を設置して折り返し運行する青写真や、盛岡都心部を走る路面電車のLRT(ライト・レール・トランジット)の想像図を示している。そのうえで盛岡市の交通政策の中に軌道交通の整備と活用を盛りこむよう申し入れ、JR東日本など関係機関との協議を求めた。
同隊は05年から県、盛岡市職員、市民団体、沿線住民などが参加し、山田線など盛岡市内の軌道交通利用について各種の活動をしている。
盛岡市に対する要望は▽山田線の活用促進について市として早期に検討に着手すること▽山田線を盛岡市の基軸交通機関として再生するための高頻度運行、既存駅の利便性向上、新駅設置について検討すること▽その効果検証のための社会実験の必要性の検討と早期取り組み▽JR東日本など関係機関との協議−など。
戸舘代表ら4人が盛岡市役所を訪れ、池田克典副市長に要望書を手渡した。戸舘代表は「盛岡がもっと魅力を上げていくためにはLRTが大きな役割を果たすのではないか。盛岡LRTマップをつくり、都市の交通軸として盛岡旧市内と盛南を結ぶことを考えた。また山田線を『さくら線』として活用し、さまざまな張り付いている公共施設に自動車ではなく公共交通で動いてほしい。山田線を貴重な資産として活用しては」と提言した。
池田副市長は「交通関係の総合計画はバス中心で、マイカーから公共交通機関へと都市交通を誘導する。最終的にはLRTというが、山田線の活用についてはIGRを含めて都市近郊で検討したい」などと述べた。戸舘代表は「岩大前は需要がある。LRTもハードルは高いが決して無理な話でなく時間をかければできると思う」と積極的な検討を求めた。
県に対しては交通政策課の菅原和彦参事に要望を提出した。菅原参事は「山田線のダイヤについては盛岡市から要望があったと聞くが、個別には交通事業者の経営判断と輸送人員で判断するという」と述べ、活用の環境整備が重要との認識を示した。
走らせ隊では山田線について上盛岡駅の北側のホーム設置、夕顔瀬、岩手大学前、寺町踏切、紅葉が丘、落合橋などの地点の新駅設置などの検討を求めている。LRTについては肴町から盛岡駅と交差して盛南地域に抜ける路線と、盛岡駅から松園方面に向かう線の可能性を路線図に示している。 |