訪問介護最大手のコムスン(本部・東京都)東北支社の小口忠史支社長ら2人が8日夕方、県庁を訪問、及川伸一長寿社会課総括課長らに「大変ご迷惑をおかけした」と陳謝した。「日本シルバーサービスへの事業譲渡は凍結になった。詳しい内容は後ほど報告させていただく」と述べたが、今後の事業展開の具体的な話はなかった。
及川課長は「単発的な問題だけではなく、コムスンさんの経営方針に疑念を抱かせるようなことがあったのではないか。サービス利用者に誠意を尽くして対応してほしい」と要請。「事業を廃止するような場合は現在、働いている人が希望を持って次の職場に移れるよう配慮を」と求めた。
盛岡市は同日、介護高齢福祉課内にコムスンのサービス利用者や家族の相談に応じるための窓口を設置。市内に7カ所ある地域包括支援センターと74の居宅介護支援事業所に周知した。「ケア・マネージャーへ相談を寄せる人が多いと思うので、県と情報交換しながら随時、情報を提供したい」としている。相談は通常の業務時間内に受け付けるが、今後の展開次第では土、日や夜間の相談体制なども検討したいという。市内のコムスン事業所の利用者は218人(4月実績)。
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