盛岡市議会副議長で改選前まで市民連合の会派幹事長を務めていた刈屋秀俊氏は9日、市議会会派控え室で取材に応じた。本宮秀孝氏の政務調査費支出については「当時の議会ルールに基づいたもので政務調査費として不適切な支出ではなかった」と説明した。飲食の提供が公選法の規定に抵触するかどうかについては「個人としては判断できない」と答えた。
刈屋氏によると、当時は飲食の提供も政務調査費で支出できる議会ルールがあり、本宮氏の場合は「会派としての調査研究活動、議会活動、市の政策について住民に報告、PRするための経費」として06年1月26日に24万2千円を支出したという。うち21万円が飲食費用だった。政務調査費の中の広報費に該当するという。
さかのぼって調べたところ、刈屋氏が幹事長を務めた4年間に会派では飲食提供に支出した事例が本宮氏を含め3件あった。
同年1月29日に佐藤妙子氏がみたけ地区活動センターで開いた市政報告会で18万9千円、04年10月23日に千葉健一氏が高校会館で開いた議会報告会で2万2千円をそれぞれ支出していた。
その後、政務調査費に対する市民の厳しい目を受けて議会内で使途について話し合われ、06年度以降は飲食の提供は認めないことを申し合わせたことから、会派としては飲食費については支出していないとしている。
刈屋氏は「当時は慣例で認められていたことだが、今回の件は真摯(しんし)に受け止め反省する」と話した。
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