2007年 6月 12日 (火)
■ 和太鼓2571個で世界一 盛岡さんさ踊りでギネス申請
盛岡さんさ踊り(盛岡さんさ踊り実行委員会主催)の太鼓パレードが10日午後7時15分、盛岡競馬場オーロパークでギネスブック(ギネスワールドレコード社、本部ロンドン)の和太鼓世界記録(1951個)に挑戦。世界記録を越える2571個の太鼓が約5分間、オーローパークの空に鳴り響き新世界記録を樹立した。
世界記録達成の瞬間、思いを一つに太鼓をたたき続けた2571人の挑戦者はバチで喜びを表現。詰め掛けた約2500人の観客から拍手が送られた。
世界一の太鼓パレードをギネスに登載するためにオーロパークに盛岡市民が大集結
ギネスの世界記録挑戦は30周年記念事業の一環。参加者はレースが続いている午後4時前から続々と集合。登録開始は同5時。パドックに設置した登録テーブルで1人ひとりが直筆で名前を登録。挑戦記念のバッチを受け取ったあと太鼓を持ち、記録挑戦舞台のトラック内に移動した。
登録終了後の同6時30分。雨も上がり06、07年のミスさんさ、ミス太鼓ら20人が模範演技。華麗な演舞で挑戦する七夕くずしを踊って見せた。トラック内では挑戦者が20人ずつ130列(約600メートル)になり太鼓を抱えて整列した。
阿部健県商工観光部長、高橋耕弁護士が記録証人を務めた。ビデオや写真の記録係もスタンバイした。午後7時、折居明広同会副実行委員長が登壇。「いよいよ世界への記録挑戦を開始する。最後の最後まで心を1つにして頑張ってもらいたい」と世界記録へとげきを飛ばした。
本番前に2回練習が行われ音やバチなどを調整。事務局から「いよいよ本番です」とアナウンスが流れると緊張感もピーク。7時15分、山岸さんさ踊り保存会の高野文則さん、阿部利也さん、大宮さんさ踊り保存会の浅沼久志さんら太鼓リーダーが音頭を取り、世界挑戦への本番がスタート。
「さっこらちょいわやっせ」「はらはらはらせ」と掛け声しながら、真剣に3回演舞。世界新記録達成に向けて壮大な和太鼓の音色をオーロパークの夜空に轟かせた。
事務局から「皆さんありがとうございました。記録達成しました」とアナウスが流れると挑戦者はバチを合わせたり太鼓をたたくなどおおはしゃぎ。ミスさんさ、ミス笛、うたっこ娘らも参加し全員で祝いの踊りが行われた。
7時45分、主催者を代表し谷藤会長があいさつ。「日本一と言われたさんさ太鼓が世界一になり大変喜ばしい。大群舞を見て感激した世界へ飛躍するさんさ踊りの新たなスタート。さらなる発展を」と祝いの言葉を述べた。
折居副委員長が「2571個が正式にカウントされた。素晴らしい演技とバチさばきだった」と記録の発表と講評を行った。斎藤育夫実行委員長は「世界記録達成おめでとう」と祝辞を述べ3本締めの音頭を取った。
東北銀行山岸支店長の菊池禎哉さんは「歴史的な快挙に参加できて大変うれしい。30周年も頑張る」と笑顔。平金社長の平野佳則さんも「大変うれしい。すごく良い機会」と笑顔。盛岡ちびっこさんさ運営委員会会長の佐藤輝夫さんは「緊張したし疲れた。でも記録達成できてうれしい」と少し疲れ気味。
城南小5年の播磨天人(たかと)君、2年の心花(もとか)ちゃん兄妹も挑戦者。「岩手から世界に羽ばたいた。スゲー」と天人君はおおはしゃぎ。「うれしい」と心花ちゃん。めぐみ幼稚園職員の戸井口容子さんは「すごい偉業。太鼓を続けていてよかった。30周年も頑張る」と世界記録達成の感想を話した。
この日の記録(登録者名簿、ビデオ、写真、当日の記録など)は英訳を行い、18日の週にはギネスワールドレコード社に送付の予定。同委員会事務局では「ギネスワールドレコード社には早々に審査し承認してもらう。8月1日からのさんさ踊りまでに承認し認定証が届けばよいが」と話していた。
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