2007年 6月 13日 (水) 

       

■  〈岩手競馬〉関係団体の個別調整は難航か コスト部会が会合

 県競馬組合(管理者・達増知事)の運営協議会コスト調整部会は12日、盛岡市新庄の盛岡競馬場で開かれた。総枠の6・7%、4億7千万円分の経費削減について、関係団体が内部検討した結果を持ち寄り意見交換したが、個別の削減幅で調整は難航した模様だ。大枠での削減には合意していると県は説明しているが、このあと個別調整を図りながら23日の運営協に結果を報告するという。これによって7月1日から収支見直しに基づいて運営に踏み切る構えでいる。

 経費削減の方針を示した5日に続く開催。高前田寿幸県農林水産部長、池田克典盛岡市副市長、千葉英寛組合副管理者、県馬主会、県調騎会、県厩務員会、アールナック、東北映像など企業4社の代表らが出席し非公開で行われた。

  高前田部長によると、出席者がそれぞれ検討結果について報告し、経費削減の提案や個別の状況が示され、組合側も関係団体に削減する項目などを具体的に申し入れたという。

  「具体的に見通しの立ったところもあるが、今後も具体的に協議が必要。個別に調整する。次の運営協までに最終的に(コスト調整の結果を)とりまとめる」と述べた。削減の固まった部分は「調整の途中」として明かさなかった。

  「団体からは07年度当初、血の出るような思いをして削るところはないとの声もあった」と説明したが「なんとかまとめないと存続できない」として削減目標は変えない構え。7月1日から見直しをスタートさせることを強調した。

  関係団体側からは、不採算テレトラックの広域受託販売の日数削減などの提案もあった。「提案はあってもコスト収支も分析しなくてはならない。プラスになるか検討も必要だ」と高前田部長は慎重だった。

  経費削減の内訳は競走関係費1億6千万円、事業運営費3億1千万円。このうち組合内部の削減6・7%分は事業運営費のうちの1億8千万円になる。

  組合側は自助努力として職員(競馬振興公社を含む)43人分の人件費3千万円(期末手当を含む)を削減する姿勢を明確にしている。今回も維持修繕や保守管理、清掃など外部委託や光熱水費、消耗品関係の削減に努力する意向を示したという。

  千葉副管理者は「同じサービス水準を維持して経費削減は無理。どこまで下げるか、ソフトランディングできるようまとめる」と話していた。

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