共産党県委員会(菅原則勝委員長)は14日、参院選と同日選で7月10日公示、同22日投開票が見込まれる衆院岩手1区補選(定数1)の公認候補に、同委員会書記長の瀬川貞清氏(57)を擁立すると発表した。
瀬川氏は奥州市水沢区出身。岩手大学卒業後、運送会社勤務を経て同党岩手中部地区委員会副委員長、同委員長などを歴任。昨年2月から書記長を務める。93年に衆院選旧岩手2区、00年には旧水沢市長選に党公認で立候補したが、いずれも落選。国政選挙への挑戦は2度目となる。12日に党から正式に公認を得た。
県庁で記者会見した瀬川氏は「県民の生活はぎりぎりの状況。現状の打開を求める声が強い。国政、地方政治でわが党が果たしている役割を浮き彫りにしながら、党員としての30数年間の生き様をぶつけるような戦いをしたい」と決意を述べた。
菅原委員長は「消えた年金、政治とカネの問題で、安倍自公政権は行き詰まりの状態。今こそ確かな野党が必要。二大政党づくりの動きを許さず、自民党政治の根本を変える」と参院選と連動して戦う姿勢を強調。「県都での戦いにふさわしい経験と力量を持った候補」と委員会幹部を擁立した理由を説明した。
達増知事の転出に伴う衆院岩手1区補選には、このほか自民党公認の元団体職員玉沢正徳氏(36)、民主党公認の弁護士階猛氏(40)、無所属の経営コンサルタント勝政康臣氏(53)=本名・馬場康臣=が出馬を表明。4新人による争いが濃厚となった。
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