■ 〈盛岡市議会〉飲食費など185万円返還へ 政務調査費で「不明朗支出」と判断
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盛岡市議会の政務調査費をめぐる問題を検証する議会制度検討委員会(菊田隆委員長、委員12人)の第3回会合は2日、同市役所で開かれた。前回各会派が自主点検し、報告した02〜06年度までの不明朗な支出のうち、飲食費関係など54件、計185万3903円の返還を確認した。今後は他会派の収支報告書を閲覧して返還が必要な支出や政調費の位置づけ、使途基準を検討していくことも決めた。
今回確認した返還対象は、議会事務局が抽出した項目を分類した一覧の中で、制度に関するもののうち政調費の対象外として会派が認めたもの25件、57万9217円、項目に関するもので「食料費・第3者に提供したもの・食事」の29件、127万4686円。
25件の中には国・県予算統一要望にかかる懇親会費8千円、後援会連絡所立て看板代6万9300円、名刺印刷代1万5千円のほか、行事の会費における議員本人の飲食費などが支出目的に合致しないとした。
29件には市政報告会などの参加者や議員本人の昼食、食事代、弁当代、視察時の食事代、講師謝礼の一環として可能と判断した外部講師との飲食代などが含まれている。
このほか旧明政会の元市議2人分の事務所費についてうち1人が35万円全額の返還を申し出ているという。会派としては適正と判断している。当時の経理責任者の菊田委員長は「第3セクターでの目的外使用であることは認めざるを得ない。本人より返還の申し出がある」と説明している。
同日は各会派が不明朗と思われ、自主的に抽出した支出項目の一覧表を他会派が検討した結果を協議。前回会合を経て他会派が自主点検して挙げた項目なども踏まえ、所属会派の支出で新たな報告もあった。
委員からは▽事務所費の支出の適否には契約書など裏付け資料が必要▽備品としての冷蔵庫、デジタル家電の購入が挙がっていない−などの意見が出た。
政調費全般に関して▽解散した会派の所有する備品の取り扱いの検討が必要▽飲食費と茶菓代は区別するべき▽ガソリン代は1キロ37円の規定より実費の方が安い▽書籍や資料代の内容が不明確−などの問題点も挙がった。
同時に複数の委員から一覧表だけでは判断できないとして、他会派が保有している政調費の支出報告書を閲覧できるようにすることで一致した。
次回9日の第4回会合までに点検したうえで、協議に臨むことを了承した。これらを基に過去5年間の支出について今回決めた返還以外にも、抽出した全552項目やそれ以外から不明朗な支出を検証し、必要があれば返還するよう議長への答申に盛り込む。 |
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