盛岡市が県に提出した中核市指定の申し出について、4日の県議会で同意する議決があった。達増知事の同意を経て10月までに総務大臣へ指定の申し出が行われ、11月には指定の政令公布がある見込み。08年4月の移行まで9カ月を切る中、谷藤裕明市長は「万全な体制で取り組んでいる」と北東北の拠点都市形成へ改めて意気込みを示した。
谷藤市長は4日の会見で「06年1月に中核市推進事務局を立ち上げて以降、県とは移譲事務や財政影響額、電算システムの整備などについて協議、検討してきた。移行が円滑に進むよう事務調整、職員派遣などについて協議を進めている。移行に伴う条例については12月議会の提案を目指している」と説明した。
今年3月の市議会に指定申し出の議案を提出、議決された。これを受けて5月14日に達増知事に指定の県同意を求めた。
谷藤市長は「21世紀の基礎自治体のモデルとして、けん引的な役割を努めてほしい旨の話を知事からいただいた」と述べた。
2日の県議会総務常任委員会では、盛岡広域圏における盛岡保健所の業務を、中核市移行で設置される市保健所に将来的に集約するとの発言が県側からあったという。
これに対して谷藤市長は「具体的に盛岡に担ってほしいという話は現時点ではない。広域連携を常にやっており、その中で今後どのような形になっていくのか。(広域でとなれば)体制の取り方もまた違ってくる。今はあくまでも盛岡市の中核市移行に向けての取り組みをしている」と話している。 |