■ 核に6事業を想定 盛岡市の新中心市街地活性化計画で概案を協議
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第2回盛岡市中心市街地活性化協議会(斎藤育夫会長)幹事会が13日、盛岡市清水町の盛岡商工会議所で開催。市内の商業、教育、消費団体、行政関係者ら約40人が出席。市の提出した新中心市街地活性化計画基本策定の基本的な考え方(概案)に対し、中心市街地の範囲や盛岡らしさに関して意見や要望を出した。
同協議会は、盛岡商工会議所と盛岡まちづくり会社が設置主体となり、同計画策定への助言や連携機関等としての役割を担う。市では同計画策定に向け、既に2度、認定先の内閣府と事前協議を実施。
内閣府から旧中心市街地活性化基本計画(99年策定)の評価や、盛岡の課題の整理、明確な基本目標や中心市街地の範囲、5年間の重点事業や成果などを盛り込むよう指摘され、7月5日に同概案などを提出した。
概案では旧計画を「事業効果把握の具体性が乏しく、事業が単発で効果的連携が不足」と評価。盛岡の課題として▽住む人や訪れる人を中心部に誘導しきれていない▽車を利用する消費行動の変化に対応しきれていない▽低利用地・未利用地が残り、集客施設の立地に連続性がない▽まちを回遊する動機付けが十分でない▽魅力を市民にアピールできていない−と問題点を列挙した。
そのうえで新計画の目指す方向性として「コンパクトで高齢者等に優しい潤いと活力に満ちた中心市街地の形成を促進し、地域経済や文化の振興を図り、県都としての役割、さらに北東北の拠点都市の役割など広域における高次都市機能の一層の充実」を盛り込んだ。
基本方針には▽魅力や憧(あこが)れを感じられる街づくり▽回遊しやすく、楽しめる街づくり▽便利で暮らしやすく、集まりやすい街づくりの3点を掲げた。活性化の3つの目標は▽盛岡らしさを感じることのできる中心市街地▽にぎわいが連続し、回遊性の高い中心市街地▽多くの人々が集まることのできるアクセスの良い中心市街地−を掲げている。
新中心市街地のエリアは旧計画の盛岡駅、盛岡城跡公園、盛岡バスセンターを結ぶ軸を中心とした396ヘクタールに、盛岡駅西口周辺41ヘクタールを加えた437ヘクタールと想定している。
具体的な核事業は6つで▽歴史的文化施設整備事業(県立図書館跡地)▽鉈屋町歴史的建築物活用(岩手川工場跡地)▽大通3丁目地区再開発ビル建設事業(三田商店所有ビルなど)▽中ノ通1丁目プロジェクト事業(中三盛岡店周辺)▽盛岡駅東西自由通路整備事業▽バスセンター周辺地区整備事業−の構成とする。関連事業は39事業になる。
目標を達成するための指標は▽盛岡市街の観光客の入込数▽都心循環バスでんでんむしの年間利用者数▽中心市街地の歩行者・自転車通行量。
エリアに関して幹事会メンバーからは「エリアが広くなった。中心市街地をもっと絞り込むべき。これでは分散化してしまう」「北東北の拠点都市となるためにも、このくらいの広さのエリアで良い」と2つの異なる意見が出た。
盛岡らしさに対しては「まだ具体性に欠ける」「歴史や文化を重点的に」などの意見、要望が出ていた。斎藤会長は「当会として今回の意見なども含め、近々に市に意見書を提出したい」と話した。
佐藤光彦市商工観光部長は「さまざまな意見や要望を承った。今後、同会からの意見書も考慮し、さらに検討したい。内閣府とも協議し年内に申請したい」と話した。 |
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