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岩手県平泉町の泉屋遺跡から出土の人面付注口土器 |
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この地に花開いた北の縄文文化を紹介−−盛岡市上田松屋敷の県立博物館で14日から「北の縄文文化回廊展」が開催されている。北海道と青森、秋田、岩手の北東北3県による4道県合同で、縄文時代を通じて活発な交流のあった各地の代表的な資料を一堂に展示する。
2004年度から始まった「北の縄文文化回廊づくり」事業は今年度が最終年。本県が会場になった。岩手県立博物館のほか、9月5日から一戸町の御所野縄文博物館で開かれる。
4道県で発掘された縄文土器類370点、それぞれの発掘現場などの写真パネル100点ほどを展示している。
企画展示室の入り口に入ると、青森県八戸市の韮寧(にらくぼ)遺跡から出土した狩猟文土器レプリカが展示されている。土器の表面に弓矢と獲物が描かれ、狩猟の成功を願う儀式に使われたとみられる。
北海道函館市の戸井(とい)貝塚から出土した骨刀。青森市(青森県埋蔵文化財センター)の三内沢辺(さんないさわべ)遺跡から出土した足形土製品はわが子の成長記念や形見として作ったと思われる。
北海道函館市の著保内野(ちょぼないの)遺跡から見つかった大型土偶レプリカは、原品で国宝。
岩手県平泉町の泉屋(いずみや)遺跡から出土の人面付注口土器は蓋部分が顔で覆われているのが特徴。青森県六ケ所村の上尾駮(かみおぶち)T遺跡のヒスイ首飾り。北海道八雲町野田生1遺跡からの赤彩注口土器、北海道千歳市キウス4遺跡の赤彩注口土器、岩手県二戸市浅石遺跡の注口土器がある。
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土偶の製作は縄文時代中期以降に盛んになり、円筒土器に伴う板状土偶や首が前に突き出た立像土偶など特徴のある北国の土偶が生まれた
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土偶の製作は縄文時代中期以降に盛んになり、北日本でも時代により特色ある土偶が生み出された。首が前に突き出た立像土偶、遮光器土偶など興味深い土偶ばかり。
今展を担当した高木晃専門学芸員は「縄文時代の日常の共同生活と特別な場面で使われた道具が、数千年の昔から作られて使われた物が一堂に展示されています。一つ一つを見ていくと当時それを作った人の気持ちとか思いを皆さんがご覧になって想像していただければと。盛岡ではこれから見る機会がないのでぜひ家族で見学してほしい」と話していた。
同展は8月26日まで。展示解説会は8月19日午後1時半から。期間中、日曜講座や講演会が予定されている。 |