2007年 8月 9日 (木) 

       

■  〈校長室の窓から〉167 野口晃男 災難のときにどうすればいいかを考える

 トンネル工事現場で起きた灯油流出事故で、24日の夕方から断水や水圧低下となる地域がありました。

  太田小学校の学区の一部も含まれていましたし、わたしの住んでいる仙北地区も含まれていました。

  ニュースを聞いて、バケツに生活に必要な最小限の水を確保しました。

  飲み水をやかんにとり、炊事用の水はポリバケツにとりました。風呂はたてないことにしました。

  その分の水がほかの家庭に回ってくれればよいと思ったのと無理して入る必要もないと考えたのがその理由です。

  月曜日の職員朝会で、先生方にこんな話をしました。

  このようなときこそ、災難のときにどうすればいいかを考えさせるいいチャンスです。

  ○水をどうやって確保するか。

  ○正確な情報をどうやって収集するか。

  復旧に向けた多くの人の努力にも目を向けさせたいと思います。

  ○広報車で、呼び掛けをしてくれた人がいました。

  ○浄水場で、夜を徹して復旧作業をしてくれた人がいました。

  ○給水車を出動させて、寒空の中、待機してくれた人がいました。

  ○病院にも給水車を待機させ、人工透析患者さんのために、万一の対応をとってくれた人がいました。

  こんなとき、「非難したり不満を訴えたりする人間」にはしたくないと思います。

  人の落ち度を非難したり批判したりする前に、まず、その災難を乗り越えるために「頭脳とエネルギーを使う人間」になってほしいと思います。

  災害復興の前に頑張っている人の反対側にたつのではなく、ともに復旧を願う側にこそいたいものです。

  他人の非を責めるのはたやすい、しかし、そこからは、何も生まれない。

  賢い人間なら、他人の非を良い方向に変えるためにその能力を使うものです。

  (盛岡市教育相談員)

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