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馬場勝彦のスケッチブック展 |
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「もりおかのガキ大将・馬場勝彦のスケッチブック展」が16日まで、盛岡市中ノ橋通1丁目のギャラリーおでってで開かれている。福祉に社会教育にまちづくりにと、幅広く活動を続け、2004年に逝去した馬場さん。そのポケットにいつも入っていたという小さなスケッチブックから、市内の風景やネコ、道具類を描いたスケッチなどを展示している。
身近な道具も馬場さんの手にかかると、途端に輝きを放つ。はさみには「ほんとうにぴったりと寄り添わなければできない仕事がある」、腕時計には「人生を縛るもの」、囲炉裏に掛かった鉄瓶には「在るだけで暖いもの/居るだけで温かい人」と言葉。招きネコの後ろ姿では「角度を変えて見ると/また、別の部分が見えてくる。/やさしい気持ちで見てごらん」と呼び掛けている。
主催の同実行委員会は、昨年発刊された馬場さんの追悼集「もりおかのガキ大将」の編集に携わったメンバーが中心。同書に掲載しきれなかったイラストを紹介しながら「馬場さんのもうひとつの顔を紹介したい」としている。
「絵を描くのを楽しみにしていた。唯一解放された時間だったのかなと思う。コメントにも本音が出ているようだ」と妻の洋子さん。
画面を言葉だけで埋めたページには「まず始めよう。今日より若い日はもうないのだから。失ったものを数えて嘆くよりも、幸いに今残っているものをみつけて感謝しよう」と1文字1文字力強くつづられている。
午前10時から午後6時(最終日は同3時)まで。14日は休館。入場無料。 |